2019年はどんな年にしようか
2019年の抱負とか書くよ。
ご挨拶
改めまして、皆様あけましておめでとうございます。
今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。
2019年の抱負
さて、2019年になったので、今年の抱負を書こうと思います。
といっても大したものではなくて、一言で言うと「自律した人間」でありたいなあと思っております。
「自立」ではなくて「自律」なのには理由があって、それは持病などの関係で一人で生活や仕事を完結させることにある種の諦めを持っているからです。もちろん、自立することへの努力は続けたいのですが、2019年に自分がそこに到達できるのかというと自信がない。
でも、自分自身の病気だったりを自分でコントロールすることは諦めたくないなあ、というのが「自律」に込められた想いです。
実際、以下のやることリストを達成していくためには自分自身をコントロールできないといけないので、今年は「自律」がキーワードになるのかなと思います。
2019年のやることリスト
例年、やることリストの多くは実現しないのですが、今年は実現が確定した案件もいくつかあるので全部未達成ということはなさそうです。
リスト
リストは実現可能性の高い順に並んでいます。
- RailsDMをつつがなく終える
- 洋書の翻訳をする
- React Nativeができるようになる
- Railsにコントリビュートする
- 初学者向けコミュニティを作る
RailsDMをつつがなく終える
昨日の記事に書いた通り、RailsDMは2019年もやります。私は引き続き共同オーガナイザーを務めます。
なんと2019年はRails Core TeamからJeremy氏に来日していただけることになりました。これはかなり嬉しくて、自分が海外勢を招待するのに一役買えたことだけでなく、RailsDMが今後の日本のRails文化において重要な役割を果たすその端緒になるのではないかと思っています。
やることはたくさんあるのですが、これをつつがなく終えることは2019年の最初の大仕事となりそうです。
洋書の翻訳をする
まだ確定ではないのですが、Vim本の翻訳をするかもしれません。
ガチの翻訳はこれまでしたことがなかったのですが、これもまた自分の殻を破るのにいい経験になりそうと思い、名乗り出ることにしました。
スケジュール感はまだよくわかっていないのですが、2019年内には書店に出るのではないかな、と勝手に思っています。
React Nativeができるようになる
うちの会社(Cycle)で作っているアプリ(iOS版はこちら、Android版はこちら)はReact Nativeという技術で作られています。
これまで、Cycleでは社長が一人でReact Nativeを開発するという状態だったのですが、さすがに専任の開発者である私がフロントをやらないのはいい加減まずい、みたいな話になり、私もReact Nativeをやることになりました。
React自体もよくわかっていないので、地道に学習したいなと思っています。
Railsにコントリビュートする
実はまだRailsにコントリビュートしたことないんですよ…2019年こそは最低でも1回、できれば数回コントリビュートしたいです。
Action Mailboxあたりが狙い目なのかなあ?
初学者向けコミュニティを作る
これがおそらく一番実現可能性が低くて、というのはコミュニティを作るのは単純に大変である上、参加してくれるかどうかはその人に依存していてこちらができることが相対的に少ないからです。
2018年の後半にやっていたメンタリングを発展させる形で、初学者と中級者が集まる場を作れればいいなと思います。
差別化としては、言語をRubyに絞ることと、就職・転職・職業訓練に直結させることを考えています。が、具体的なプランはまだこれからです。
まとめ
2019年、良い年になるように努力します。
RailsDMとの関わり@2018
今年の締めくくりとして、RailsDMのお話。 以下のリンクは2018年のやつです、2019年のリンクは記事の終わり付近にあります。
発端
今年の3月にあったRailsDMに参加しようと思ったら、通常のチケットがなくなっていたのでボランティアスタッフとして参加したのでした。
そこでいろいろお手伝いをしたら、主催のカルパスさんに共同オーガナイザーとしてコアスタッフに招かれたのでした。
Day3?
本来は3月だけやるはずだったRailsDMですが、7月に「Day3」と題してさらにイベントをやることになりました。
このときは、オーガナイザーといっても普通のスタッフとしての仕事しかせず、「名ばかりオーガナイザー」状態でした。
Day4???
そしたらなんと、カルパスさんに「今度Day4やるんだけど、大倉さん発表してくださいね」と言われました。大勢の前で発表するのはそんなに慣れてないので若干焦りましたが、結局「二人開発の効率化」的なテーマで話すことにしました。
もちろん、スタッフ業もしていましたので結構忙しかったのですが、とても楽しかったです。
発表の様子
発表の解説
こちらは日本語での発表でしたので気楽でした。時間も余していて、前回の教訓が生きていますね。
もっとも、聴衆はとても多かったのでやはり緊張はしていました。なかなか慣れないものですね。
なお、この発表は12月8日に行われたものです、つい最近ですね。
発表資料
資料の解説
そんなに解説することないのですが、モチベーションとしては「人数が少ないからこその工夫について話している人はあまりいない、でも需要はあるはず」って感じでした。実際多くの人に聞きに来てもらえたようで何よりでした。スターを付けてくれた人も何人かいらっしゃってありがたい限りです。
そして2019へ
既報の通り、あのDHH氏が次回のRailsDMにリモートで参加してくれます!
ちょっとだけ裏話をすると、DHHに送るメールの翻訳とかをしていたのは私です。もちろん主催のカルパスさんが文面を考えているのですが、今回はオーガナイザーの名に恥じない仕事ができたのかなあ、と思っております。
2019年のRailsDMは海外勢の参加や豪華すぎるスピーカー陣など、これまでで最高のイベントになる予感がひしひしとします。そのためにもがんばっていきたいなあと思います。
まとめ
そんなわけで、今年はRailsDMを筆頭に新しいつながりが多くできた一年でした。
2019年はどんな一年になるのか、楽しみです。
VimConf2018で登壇してきた
2018中にこれだけは書かないといけないと思ったので。
VimConf2018で登壇してきた
見出しの通り。発表できたことが奇跡に近かったなと思っています。カンファレンス自体については後述します。
資料
資料の解説
発表本編ではデモを豊富に盛り込む予定で実際にもデモをしたので、資料だけだとイマイチピンとこないかもしれません。
資料は英語ですがこれはVimConfが国際カンファレンスであるためで、日本語で発表された方々も資料は英語で書かれていました。
発表の様子
発表の解説
…いやー、やらかしましたw
何が起こったのかというと、スクリーンミラーリングを切って発表したのですが(手元に発表用ノートがほしかったため)、そのせいでタイピングしても何が実際にタイプされたか全くわかりませんでした。
それは画面が大きすぎたのも一因ではありましたが、まあ根本的にタイポが多すぎる私のせいです。
で、タイポだらけで進まずに会場の方に指摘してもらうという謎のモブプロみたいになってしまいました。それはそれで面白かったのかもしれませんが、表現したかったことをできなかったのは激しくつらかった…
あと、内容を詰め込みすぎたのは反省点で、20分は短いというのを教訓として刻むこととなりました。
ただ、英語で100人を超える聴衆に話を聞いてもらえる、というのは得難い経験だったので、機会があればまたやりたいです。 次回はもっとコンパクトで要点を絞った発表をしたいと思います。
カンファレンス自体について
参加人数や場所など
場所は秋葉原の富士ソフトアキバホールというところで2018年11月24日に開催されました。
参加人数は詳しくは知りませんが200人ぐらいいたのではないかと思います。
他の発表者について
なんといっても、Vimの作者であるBram御本人が来て発表をしたのがすごかったですね。
内容はまさに今後のVimの方向性を示唆するようなもので会場の興味も非常に高かったです。
他の参加者も非常に豪華で末席を汚すだけでも恐れ多いような顔ぶれでした(いやー、発表できてホント良かった)。
ここでは長くなるので各発表者の方のご紹介はしませんが、ぜひ上記のURLから皆さんの発表もご覧になってください。
雰囲気など
参加者はなんとなくツワモノが多そうな雰囲気でした(個人の感想です)。
チケットが即座に売り切れてしまったのもあって、それに間に合った人だけが参加していたからか、全体的に発表への姿勢も良かったように感じました。
写真がないのが残念…
ランチについて
お弁当が出たのですが、それがめちゃ豪華でした。
写真がないのは痛恨の極みですが、節を分けて書きたいぐらいめちゃくちゃ良かったです。
肉バージョンとベジタリアンバージョンが両方用意されていたのも運営の配慮を感じました。
懇親会について
Bramは懇親会にも来ていて、RuslanというVim本執筆中の方と談笑していたのでその会話に混じったりしていました。
印象的だったのが、編集者の方がBramにお礼が言いたいというので臨時で通訳っぽいことをしたことです。
ご飯がおいしかったけど結構酔ってたのであまり覚えていない…
カンファレンス後
在日外国人の方々と混じって秋葉原で3次会に行ってきました。
iOS開発者もいたりして、Vimはいろんなところで使われておるなあ、と感心したものです。
まとめ
VimConf最高!