2021年の抱負

前置き

今年はちゃんと元日に抱負を書きます。

ご挨拶

皆様あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年のキーワード

今年のキーワードは実は2つあって、「健康」と「挑戦」です。

健康

こんな時代ですので、やっぱり健康第一だと思っています。睡眠に関しては幸い十分すぎるほど取れているので(というか、睡眠時間を減らしたい)、特に運動と食事に気をつけていきたいです。

あと、マインドフルネスのアプリを入れたのに全然使いこなせていないので、2021年はもうちょっと瞑想もがんばりたいですね。

挑戦

2020年はなんだかんだいってやりたいことをたくさんやれた年ではあって、その意味で攻めの一年だったのですが、2021年はもっと攻めていきたいです。

具体的なところは以下のやることリストに書いていきます。

やることリスト

現実的な順番で書いていきます。

  • Kaigi on Railsをバージョンアップして2回目を開催する
  • コーチングビジネスにトライする
  • 技術書を同人で出版する

Kaigi on Railsをバージョンアップして2回目を開催する

2020年にお陰様で成功裏に終わったKaigi on Railsについては2回目を開催する意志を固めており、そのための準備もゆっくりとではありますが進んでいます。

2021年のKaigi on Railsは大幅なバージョンアップを考えています。詳細についてはまだ何も確定していませんが、Ruby/Railsコミュニティにとって重要な役割を果たせたらいいなと思っています。ご期待ください。

コーチングビジネスにトライする

プログラミングスクールを取り巻く状況などを見るにつけ、特に初学者にコーチングをすることに意味があるなと思うようになりました。格安でコーチングをすれば人は集まってくるであろうとは思うのですが、せっかくなのでビジネスとしての持続可能性を模索していこうという意識があります。

例えばオンライン質問会みたいなものをやってみるなどして、現実の需要についての調査をやってみたい気持ちです。

技術書を同人で出版する

技術書を書きたい気持ちは前々からあったのですが、今年はいよいよちょっとした技術書を書いてみれたらなと思っています。

テーマとしては得意分野のRailsを絡めつつ、Web技術の基礎を解説するような本にできたらいいなと考えています。Web技術は私も知らないことがたくさんあるので、勉強にもなって一石二鳥になったら最高ですね。

雑に考えていること

2021年は人々が新型コロナの混乱から立ち直りつつも、以前の生活を取り戻すには至らない、そんな一年になるような気がしています。

2020年を振り返ると、とにかくバタバタしていたというか、急場を凌ぐような感覚の強い一年だったように思います。なにしろ100年に一度レベルの出来事が起きてしまったことを考えると、むしろRubyコミュニティを含めた日常がある程度維持されていることが奇跡と言ってもいいくらいに色々なことが変化してしまったので、急場を凌げただけで御の字ではあると言えるでしょう。

しかし、それはいわば守りの営みであり、ある意味で貯金を切り崩すような一年であったとも言えます。2021年はもっと前を向いていきたいというのが私個人の感覚です。

私のキーワードの一つは「挑戦」なのですが、これは私個人の挑戦であると同時に現状の様々な問題に対する挑戦でもあります。

私が属するWeb業界を見てみると、新規参入者の増加に受け皿が追いついておらず、結果的に一部のスクールへの依存が深まっているようにも思えてきます。また、Rubyコミュニティについて考えると、本来ならそこにいても不思議ではない新規参入者があまりおらず、既存のメンバーが親睦を深めるに留まっているように見えます(それが悪いと言っているわけではありませんが、放っておくとコミュニティが徐々に年老いていくので…)。

こういう問題意識から、新規参入者の人々を既存のコミュニティに上手に接続する、というのが一つの方向性として見えてきました。やることリストが向いているのもそちらです。Kaigi on Railsを含めたリソースを上手に活用して、なにかしらの方法論を模索していきたいと考えています。

おわりに

2020年は大変な一年でした。2021年はそれよりは良い一年になると期待はしていますが、幸いなことに期待するだけでなく実現するための手段もないではありません。この際、良い一年だったと思えるような挑戦をしていきたいなと思います。