Rails Girls Gathering Japan 2021で登壇しました

この記事について

この記事はRails Girls Japan Advent Calendar 2021の2日目の記事です。昨日は@emorimaによる「Women Developers SummitでRails Girlsのお話をしてきました」でした。

この記事では、タイトルの通りRails Girls Gathering Japan 2021というイベントでLTをしてきたのでその報告をします。

何をしゃべってきたのか

speakerdeck.com

このスライドのタイトルの通り、「Railsの未来をDHHの発言から予測する」みたいなコンセプトの発表でした。

なぜこの発表だったのか

この発表は公募だったのですが、イベントが「Rails Girls Gathering Japan 2021」なので「Rails Girlsの話でもRailsの話でもどちらでも大丈夫だろう!」という気持ちだったのと、多分Rails自体の話をする人は少ないだろうから自分がRails成分メインの話をできればという気持ちでこの発表をしました。

なんとなく、オフラインでRails Girlsに参加したときのコーチLTを思い出させるような感じでした。

発表の内容

スライドに全部書いてあるのでそちらを見ていただきたいのですが、基本的には"Conceptual Compression"という最近DHH(Railsの作者)が重視している概念を援用し、「Railsがフロントエンド開発の方法論を現在主流の方法(Reactとか)とは別に開発して、Railsは個人や小さなチームがフル機能のアプリケーションを開発しやすくするフレームワークであり続ける」というような結論を導きました。

この結論自体にはそれほど異論はないのかなと思っていて、「フロントエンド開発の方法論」が現在の主流たるReactに匹敵しうるのかが議論の焦点であるという気はします。

こぼれ話

発表の時間は5分しかなかった(LTなので当然)ので、かなり圧縮して話しました。内容自体は15分でも足りないくらいに込み入った話だったと思います。

さいごに

Rails Girls Gathering Japan 2021」はとても素敵なイベントでした。前回に続いてイベントを開催していただいたオーガナイザーの皆様に感謝します。

そして、2022年はまたRails Girlsのコーチとしてあちこち行けるとよいなと思っております。

明日は

明日は@siroemkによる記事です!